Oculus Quest2 と Rift Sの比較!
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Oculus Rift Sを持っているのですが、高解像度とOculus Linkの実力を見てみたいのと、スタンドアロン・コードレスVRを体験したかったので、Oculus Quest2を買っちゃいました。

実際に使ってみて私的にどちらが良いか比較してみました。

はじめに、私的まとめ

  • 高性能パソコンを持っていない方が買う場合は、Oculus Quest 2をオススメします!!
  • 高性能パソコンを持っていて、スタンドアロンとして使用しないならOculus Rift S もオススメです!

Oculus Quest 2を使ってみた感想

Oculus Rift S所有者がOculus Quest2を使ってみての感想です。

ゴムバンド

Oculus Quest2は1から軽量化されたとはいえ、デバイスにいろいろ詰まっていますので約500グラムあります。それをゴム支えるにはそこそこ強めにしないとズレてくるのでけっこう頭や頬に負担がかかります。

初めて使った日の次の日、すごい頭痛だったのだけど、Questのせいなのだろうか・・・。

オプションでエリートストラップ(6,800円/バッテリー付:17,600円)というものがあるのでそれを買ったほうがいいかも。

Quest2で遊んだすぐ後にOculus Rift Sをかぶると、軽っ!って感じました。実際はRift Sの方が重いのですが、Rift Sのストラップは重量を頭の後ろに分散してくれて体感的にQuest2より軽く感じます。

Rift Sの方が装着や調整も楽ですね。Quest2のエリートストラップはRift Sと似た仕様で調整できるので、やはりエリートストラップ欲しい。

ということでエリートストラップ(バッテリー無し)買っちゃいまいした。

これは必須!というぐらいフィット感や安定感がアップします。これで長時間プレイも問題ないです。後ろの逆三角のゴムみたな部分でしっかりカバーしつつ、後ろのダイヤルで締め・緩めが簡単にできます。

ただ、重心は前の方のままなので、後部にバッテリー内蔵したものの方がより安定するかもしれません。

公式Quest 2 Eliteストラップ
公式Quest 2 Eliteストラップ
人間工学に基づいたストラップで快適性がアップすれば、ゲームプレイも向上します。ダイヤルを回すだけでフィット感が調整でき、より良いバランスと安定感が得られます
チェック
公式Quest 2 Eliteストラップ バッテリーおよび携帯ケース付き
公式Quest 2 Eliteストラップ バッテリーおよび携帯ケース付き
バッテリー内蔵でプレイ時間がより長くなるので、ゲームの最初の一歩から最後のミッションまでのめり込むことができます。Quest 2携帯用ケース付き。
チェック

クッション

目の周りのクッションはデバイスをズレないように固定するために、硬めで滑りにくいクッションです。Quest2は全面だけで固定するのでしっかりしてます。

Rift Sはふにゃふにゃなクッションですが、目の周りと後頭部で固定するのでそれでいい感じ。

どっちもどっちという感じですね

解像度

さすが現状VRデバイスで最高レベルの解像度!片目あたり1,832×1,920ドット(Rift Sは1,080×1,200ドット)。私の目ではドットの網目は見えませんでした。

下の写真はレンズごしにiPhoneのカメラで撮影してみました。若干ドットの網目が写ってますが、眼では殆ど見えない。

映画や動画を見るには最適なデバイスだと思います

Oculus Link

Questを選ぶ理由として、高価なパソコンが必要ないからという方が多いとは思いますが、Quest対応だけのアプリではすぐ飽きてしまうかも。

そんな時は、Oculus Linkという機能で高性能なパソコンに繋げて、沢山のVRゲームと、ハイクオリティなVR体験をしましょう!

↓↓こんなパソコン用VRゲームが遊べます

VR用おすすめパソコンはこちら

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Oculus Linkの性能について、Rift Sと比較するとボヤッとした感じに見えました。解像度が高い分アンチエイリアスが効いてボケてしまってるのかもしれません。

でも、各種設定でクリアにすることはできます!(詳しくは別記事でアップ予定)グラボのパワーを必要とするのだけれど・・・。

下の写真はレンズ越しにiPhoneのカメラで撮てみたものです。

Rift Sの方がドットの網目のせいでくっきり見えるような気がします。また、Quest2は網目が無いぶん全体的に明るく見えます。

比較して分かる程度なので、それほど問題ではないと思います。その他、反応速度などの性能ではほぼRift Sと変わりなくパソコン用VRゲームを楽しめます!!

高解像度とOculus Linkの改善でRift Sを超えるのではないかと期待してたのですが、Rift Sを超えまではギリいかなかった感じです。

ハンドトラッキング

Oculus Questには実装しているけど、Riftには実装してない機能。Questで検証後にRiftにも実装される予定とのことだけど、未だに実装されてないの理由がわかった気がします。まあ、いつか実装されるとは思いますが。

実際のところ、ハンドトラッキングは使いにくい!コントローラー無しで気軽に操作できるのはいいけれど、精度が悪い。

親指と人差し指の先にカーソルがある感じで、つまむと決定という仕様。でも、ちゃんと決定できなかったり誤動作も多い。

指でカーソルを動かし正面のディスプレイを操作するっというのがそもそも合ってない。手でパネルを押したり、掴んだりするなどパネルデザインを根本的に決める必要があると思います。

あと、そもそもハンドトラッキングとゲームって合わないんじゃないか!?

剣を握ったり、銃のトリガーを引いたり、物理的なものがないと臨場感がわかない。それと、ハンドトラッキングだと振動などのフィードバックもできない。

ライフルを持ってるポーズ。正しいトラッキングをキープするのが難しい

なので、フィードバック付きのVRグローブ的なものが出るまであまり使えない機能だと思いました。あんまり使えないからRiftにまだ実装しないのでは!?

まぁ、動画の再生ボタンを押す、とかは手軽にできるけどね。でも、Youtubeアプリは対応してない・・・。

Oculus Rift Sがオススメな理由

フィット感

Rift Sのストラップのフィット感はいいです。頭全体でVRデバイスを支えている感じで、安定感もあります。激しい動きをしてもズレず、キツイわけでもない。

PC接続前提

VR体験の最初のステップとしてQuest2は最高ですが、いずれもっと良いVR体験・もっと沢山のVRゲームをしたいと思うはず。結局パソコン買っちゃうんだから最初からPC接続前提でもいいでしょう!

PC接続前提で価格を比べると

Oculus Quest 2

合計:54,600円

Oculus Rift S

49,800円

とうことで、Rift Sの方が5,000円程安くなります。

公式サイト:フルセット165,980円

Oculus Quest2の良いところ

さっと被ってすぐにVR体験できるのは良いですね!
特に解像度が高いので動画を大画面で見るには最適なデバイスです。VRAVにもいいと思います。

寝ながら使うのにも最適!!

Quest限定(?)ゲーム

私の知るところでは「Kizuna AI – Touch the Beat!」は今のところQuest限定のようです。(未だ発表してないだけで、今後 他のプラットフォームにも対応するかもしれません)

めっちゃ近づける

Quest2発売後は期間限定で無料配信してるのでファンでない方も遊んでみましょう!

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81,400円のミドルクラスVR。ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット - ワイヤレスVRの自由を体験してみてください。PCもコンソールも不要です。
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次期Oculusの予想

Oculus Quest1が2019年5月21日で、Quest2が2020年10月13日。約1年半ぐらいで新型を出すという予想外に早い周期でしたね。ちなみに、Rift CV1は2016年3月、Rift Sは2019年3月なので約3年周期です。

となると、Quest3は2022年3月ぐらいに発売か?ついでに次期Riftも同時発売か!?丁度いい時期ですね。

追記:コメントで情報提供頂き、Rift Sの後継機はでないそうです。残念ですね。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2009/17/news066.html

もしかしたらQuestが主流になってRiftシリーズはなくなる可能性もなきにしもあらず。もしくはQuestはこのままの解像度・視野角で軽量化・コンパクト化へ向かうのかもしれない。

Riftシリーズは、広視野角・高解像度を目指して行きそうです。

応援する(500円)

↑VR元年だー!

コメント

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5件のコメント

  1. 通りすがり

    残念ながら Oculus は今後 Rift S の後継機を出しません。開発は Quest シリーズに一本化されるようです。

    > Facebookは、「今後はスタンドアロンVRヘッドセットにフォーカスする。Rift S終了後、PC接続式ヘッドセットは開発しない」と語った。

    https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2009/17/news066.html

    2020年11月07日 13時47分 | 返信

  2. Mooi

    QUEST2の解像度を非公式に上げる方法は導入されましたでしょうか?デフォルトですと、linkでは解像度が落とされた状態で表示されます。
     Linkであればdebug toolを用いて解像度は自分の上げたいように上げられます。
     無線でsteamVRをしたいのであれば、virtual desktop、sidequestを導入して、90Hz開放して高解像度を指定すれば、解像感が出ると思いますのでご確認ください。

    2020年10月20日 23時47分 | 返信

    • サイト管理者

      Quest2から導入された公式の設定とDebug toolを使った変更もしてみましたがあまり変化はなかったです。
      公式の設定変更:https://uploadvr.com/set-oculus-link-resolution/
      Debug toolの方:https://uploadvr.com/oculus-link-resolution-increase-odt/
      上記の記事を参考にしました。

      無線でsteamVRしたことはないのでsidequestなどは知りませんでした。情報提供ありがとうございます!

      2020年10月21日 00時01分 | 返信

      • Mooi

        細かい話でして恐縮ですが、そのサイトの通りではなく、encode resolutionをquest2の解像度3664と入力して、pixel dendityを1から少しずつ上げていくという形でかなり高解像度にできました。しかし、linkでは90hzの解放ができず、また圧縮の方式からなのかノイズが目立ちました。全体的な解像感としては何故かvirtual desktopの方が上でした。ご参考まで。

        2020年10月21日 11時09分 | 返信

        • サイト管理者

          encode resolutionを変更してもそれほど変わりませんでしたが、pixel dendity(Pixels per Display pixel override)を1.5以上にするとかなりクリアになりました!
          ただ、1.3以上だと大分パフォーマンスが落ちるので考えものですね。ちなみにグラボはRTX 2080 Tiです。

          2020年10月21日 20時04分 | 返信

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