可愛い子といちゃいちゃ・・・・というものではないのだけど、
かなり萌え要素高い、VRノベルというジャンルになると思います。
シナリオは小説家の支倉凍砂氏。
私は原作が支倉凍砂氏のアニメ「狼と香辛料」が大好きなので即買いでした。小説もちょこちょこ読んでいます。
開発元のSpicy Tailsは、支倉凍砂氏を中心とする同人ゲームグループで、PC用ビジュアルノベル「WORLD END ECONOMiCA」も制作しています。シナリオはもちろん支倉凍砂氏です。
物語に商取引(狼と香辛料)や株取引(WORLD END ECONOMiCA)などの経済要素が入っているのが私の好みです。
今作「Project LUX」どうかな・・・というと、テーマは「電脳化」です。
対応デバイス | Oculus Rift、HTC Vive |
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ショップ | Steam、Oculus Store |
コントローラ | Oculus Touch、Viveコントローラー、Oculusリモコン、キーボードなど |
言語 | 日本語(フルボイス)、英語、中国語(台湾) |
価格 | Steam:2,480円 Oculus Store:2,490円 |
快適性 | 快適 |
Steam版は対応がHTC Viveだけの表示なのですが、Oculusでもプレイできました。
もくじ
萌え要素強し!ストーリーは難解!?
なんといっても、メインキャラクターのLux(ルクス)ちゃんが可愛いです!これにつきます!
声も可愛く(声優は田中あいみ氏)、動きもとても自然でめちゃ動き回り、「そこに居る」感が凄まじいです。
アプリは、基本 Luxちゃんの話をプレイヤーが座って聞いているという形式で、プレイヤーはごくたまに選択肢を選ぶぐらいです。
ストーリーはマルチエンディングですが2通りしかないと思います。
ストーリーのテーマは「電脳化と???」
遠い未来、ほとんどの人は脳(意識)をデジタル化して電脳空間上にアップロードし、物理的に制限されない世界で自由に暮らしている世界で、電脳化していない少女が起こしたある事件・・・・。
シナリオはよく出来ていると思いますが、かなりSF好き向けのなシナリオで、SFに詳しくない人だと何言ってるのか分からないかもしれません。
電脳化と言えば、「攻殻機動隊」ですが「攻殻機動隊」の電脳化は、脳を機械化(電子化)するとういことのなので、少し違う(?)。
アニメ映画「楽園追放 Expelled from Paradise」の方が近いと思います。身体を捨てて脳(意識)を電脳空間アップロード、たまに身体に戻すっという感じ。
- 楽園追放 Expelled from Paradiseナノハザードにより廃墟と化した地球。人類の多くは地上を捨て、データとなって電脳世界ディーヴァで暮らすようになっていた。チェック
脳=意識ってわけでもないと思うのですが、「攻殻機動隊」的に言うとゴーストをアップロードってな感じ。SFっすね!!
プレイ時間、値段は・・・
プレイ時間は約90分。
場面はルクスちゃんの家とホログラムで投影した世界のみで、それほど凝った作りではないです。
ルクスかわいい!と思った人、かつSF好き&新しいものをちょっと覗いてみたいと思う方にはオススメですが、値段は少し高めかなと思いました。
定価2,400円で90分。アニメ映画として考えても~、ん~~。私は大満足ですけどね。
セールの時を狙ってみてはいかがでしょうか?
ちなみにパンツは見えません。。。
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VRノベルの今後は?
VRノベル(小説)とは何ぞやって、ことになってしまいますが、VRで長文を読むのは結構ツライので、基本は音声吹替えになると思います。
となると、小説よりアニメに近い感じになるのかと思います。今作については、アニメにしては場面変化が少ないのと、語りが多いのでノベルに近いのかなと考えます。
吹替えして、3Dモデル作って、動きも入れてとなると、結構制作費は高くなりそうです。つまり、ある程度資金が集められる作品でないと、なかなか作れないのかなぁと。
ちなみに、文章メインのVRノベルあります!
- Innocent Forest -灯の鳥- (Oculus Rift / GearVR)
- Innocent Forest2 -空の寝台-(Oculus Rift / GearVR)
値段もお手頃でストーリーも良いのです。
ちょこっとだけCGアニメと一部吹替えがあるのですが、基本は文章を読むので、Oculus Riftで読むのはちょっと疲れます。
GearVRやもっと小さい眼鏡サイズのVRデバイスがあればベストなのですけどね。
今年5月にはVRマンガもでるらいしということで、日本のVRコンテンツの進化を期待してまっす!