Steam Frame発表！新たなスタンドアロンVRデバイス。価格はいくら？

2025年11月13日にValveが、スタンドアロンVRデバイス「Steam Frame」および、ゲーミングPC「Steam Machine」、新ゲームコントローラー「Steam Controller」を発表しました。

当ブログはVRゲームブログなので、スタンドアロンVRデバイス「Steam Frame」をピックアップしたいと思います。

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Steam Frame概要

2026年初頭に発売予定のスタンドアロンVRデバイス「Steam Frame」

日本では、Valve Indexも販売しているKOMODOから販売される予定で、価格は2026年年明け以降に発表とのことです。

VRデバイスとコントローラー、ワイヤレスアダプタのセットです。

スタンドアロンとしてはSteamVRゲームの中のSteam Frameに対応したものがプレイでき、その他はPCと無線で接続してストリーミングでプレイできます。

非VRのsteamのゲームもプレイでき、SteamOS対応の軽いゲームだとスタンドアロンでプレイでき、その他はVRと同じでPCとストリーミングでプレイのようです。

PCがなくても買ったその時からネット回線さえあればゲームが楽しめる、VRデバイスでもあり、モバイルコンソールとも言えるデバイスですね！

VRデバイスの比較

Quest 3から、プロセッサとメモリ、Wifi接続がアップデートされ、パススルーが劣化した感じですね。

プロセッサは、比較サイトによるとXR2 Gen 2から3倍性能が高いらしいが、「Snapdragon 8 Gen 3」はあくまでもスマホ向けの高性能プロセッサで、Questの「Snapdragon XR2 Gen 2」はVR向けに最適化されたプロセッサです。

なので、スタンドアロンで高グラフィックのPCVRは遊べなく、Wifiストリーミングとの併用が前提のようですね。

VRコントローラー

コントローラーは、主流の形をしていますが、非VRのゲームもできるように、PCコントローラーと同じボタン数になっていて、左右のトリガーボタンも２つあります。

ボタンが多い分、Questのものより少し大きい感じです。

Questで、XboxクラウドストリーミングやSteamのゲームをプレイしようとすると、Xboxコントローラーに持ち替える必要がありましたが、これだとそのままプレイできますね！

ゲームを遊ぶことに特化したVRデバイス

ざっと見たところ、VR＆非VRゲームを楽しむことに特化した、ゲーミングVRデバイスという印象です。

Meta Questもゲーム中心ですが、MRやメタバース、ビジネス用途にも使えることを見据えていますが、Steam Frameはゲームに特化した感じがします。

そして、スタンドアロンを謳っているものの、軽いグラフィック（例：Hades2）のVR＆非VRゲームは遊べるようですが、『Half-Life: Alyx』などの高グラフィックなゲームはスタンドアロンでプレイできないようです。

なので、ゲーミングPCがあればSteamにあるすべてのVR＆非VRゲームが遊べますね。

ちなみに、公式では情報は無いですが、プロセッサがスマホ用のものを使っているので、スマホゲームを動かすことができる可能性が高いとのこと。専用エミュなどが出てくれば遊べるかも。

そして、Questと比べての優位性は、高速なWi-Fi7によるPCからのストリーミング！専用アダプタをゲーミングPCに接続することにより、Questよりも低遅延でスムーズなゲームプレイが期待できます。

さらに、Steamは外出先からPCに接続してリモートプレイする機能があり、それも対応すると思うので、旅行先とかでもネットを介して自宅のPCからストリーミングプレイができると思います。

気になるところ

パススルーがモノクロとのが残念なのと、インサイドアウトトラッキング精度も気になります。

現実と融合させるMRゲームはいくつかありますが、部屋の広さの制約などがあり、”ゲーム”という観点ではパススルーでのMRゲームはあまり相性が良くないです。パススルーがモノクロであることで”ゲーム”体験としてはあんまりマイナスにならないのでコスト面も考慮してモノクロにしたのでしょう。

あと、「インサイドアウトトラッキング精度」については、前機のValve Indexから変わり新しい挑戦なので精度は気になります。インサイドアウトトラッキングは、難しい技術なので、初手からスムーズにはいかないかも。まぁアプデで改善していくと思いますが。。。

ハンドトラッキングは発売時には対応してないようです。

予想価格

多数のメディアが「Valve Indexのフルセット」より安くなると報じています。米ドルだと100ドルで、2019年発売当時の日本での価格は13万円でした。

今確認すると16万円となっているので、為替と連動して値上げしてるようです。来年の為替はどうなるかわかりませんが、16万以下ぐらいが目安として、10万～15万ぐらいの範囲になるかと思います。

Meta Quest3が8万で、それにアイトラッキング+Wifi7アダプタ+高性能プロセッサなので、コスト度返しで132,000円ぐらいでしょうかね？？

為替の動きによっては15万ぐらいになるかも。

Steam Machineも同じぐらいになりそうな予想なので、2つ合わせて26万ぐらいと結構なお値段になりそうですね！！

ゲーミングPC15万+Meta Quest3の8万で、
23万ぐらいと、そんなに変わらない！

まぁ、安さを追求したものではないですね。

ゲーミングPC「Steam Machine」も気になる

ゲーミングPCをまだ持っていない方へは、Steam Machineもおすすめ！

詳しいスペックは割愛しますが、噂によると「PS5の少し上」ぐらいらしいです。PS5proには届かないそうなので、予想価格が10～15万とすると割高に思いますが、Steam Frameとの連携が簡単なPCとしてならイイかも！！

ただし、PCに近いとはいえ、LinuxベースのOS（macやWindowsとは違う）なので、すべてのゲームやアプリが使えるわけではないので、注意が必要です。

Steamのゲームでも75～80％がプレイ可能らしいです。ゲームコンソールと考える方がよく、10万以下なら買いかも！10万以上だと、安価なゲーミングPCやPS5pro（Steam Frame使用不可）買った方が良いかな～。

Valveハードは安さを売りにする感じじゃないので、コスパ的には微妙。

2025/11/25時点の近そうなスペックだと、GPU「GeForce RTX 5060」+CPU「AMD Ryzen 5 4500」、メモリ18G、容量1TBで、139,800円

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ライバル？Meta Quest 4の状況

Meta Quest 4の発売について、今までのサイクルだと2026年に発売ですが、噂によると2027年に延期した、とのこと。

Quest3がほどほどに完成されているのと、VR・メタバースの伸びの鈍化、AIとの融合の試み、Vision Proの停滞などにより、早く出しても、コストが上がるだけであまり進化が感じられないだろうと思う。

Steam Frame発売から1年以上あとになるので、当然Steam Frameを超えてくるだろう。そして、Steam Frameより安いだろう。多分、10万は超えないぐらい（為替、物価によるが・・・）

Meta Quest 4を待つか？Steam Frameを買うか？

どういう人向けか？

ターゲットとしてはモバイルコンソールユーザー、Steam DeckやPS portal、Switch2から、更にVRも楽しみたい人向けではないだろうか？

モバイルプレイ中心のユーザーが「VRもしたいな～」という時にSteam Frame！VRゲームと大画面でゲームプレイもできる！でも、高グラフィックなゲームはあまりしない層。

あと、Valve Indexユーザーの買い替えや、Steam好き（Meta嫌い）ユーザーとか。

まぁ、結局Meta Quest 3か3Sでいいんじゃねぇってなりそうなのだけど。（VRChatに対応するとして）アイトラッキングありで、安価なはSteam Frameになるかも！？

皆さんの意見は？コメントよろしく！

https://store.steampowered.com/sale/steamframe